luiaの超”孤”人的人生再生計画

40代終盤。たぶん生涯独身。630万の借金を抱えてようやく、目が覚めました。 自力で全額返済し、定年退職するまでに、せめて抱えた借金と同額くらいの貯金が欲しい。地道な節約、日々の戯言、借金返済状況などを綴ります。

国際女性デーという不平等

luiaです。こんにちは。

 

表題の通り、本日は国際女性デーです。

今日は朝からお腹が痛く、会社に着くなり、別の意味でも女性の日を迎えてしまいました。

そんななか、今日はちょっと真面目な話もしたいと思います。

 

国際女性デーとは、「広く女性の社会参加を呼びかけるための記念日」。

1904年3月8日にアメリカの女性たちが、参政権を求めてデモを行ったことをきっかけに、女性の地位向上を呼びかける動きが世界で活発化したということから、1975年に国連で正式に制定された記念日、とのこと。

世界各所で、女性の権利向上のためのイベントや運動が行われているそうです。

ところで、私は常々思うのですが。

「女性限定」「レディースデー半額」とか「女子会がお得!」とか。女性を優遇するかのようなサービスの表現が巷には溢れているけれども。

一方で「男性限定」「メンズデー半額」「メンズ飲みがお得!」(←ありそう?^^;)などの男性に限る表現って、サービスを含めてほとんど見かけない気がする。

女性活躍推進法とかもそうですが、本当にこの世の中は地球規模で男尊女卑が前提の世界だったんだよなぁと思う。今も根強く残るからこそ、こうした記念日で改めて考えたり、意識したりすることは非常に意義のあることだ、と。私自身は思っています。

 そして、最近思い出していたのですが、私の母親は「女の幸せ」について、私にたびたび呪いの言葉をかけてきたなぁということ。

母曰く。「女は男に養ってもらってナンボ。女は家を守るのが仕事。掃除洗濯、料理子育てに専念できるように、甲斐性のある男を捕まえて、いかに楽をして生きるかが女の幸せなんだからね!」だそうだ・・・。

ちなみに母は、掃除も洗濯も子育ても満足にできない女です。

ものすごい偏見というか、いち個人の価値観をいかに世の中の定説かのように断定的なもの言いで他人に押し付けてくる。

毒親あるあるなのでしょうか。

 

母に限らず、私は、女性自身がこんな風に女性自らの価値を貶めるというか、限定的な考え方に捉われてしまっている人が、少なからずいることをとても残念に思います。・・・でもそれって本当に、自分の考えから生まれた言葉なのかな?

もしかしたら、母親もまた、だれかに「女の幸せ」という言葉の呪いをかけられていたのかもしれない。

一方で聞きたいのは、じゃあそんな「女の幸せ」を叶えるための「男の幸せ」ってなんなんだよ?ってこと。

一義的な答えとしてよくいわれる大人の男性にむけての言葉。

「男は外で一生懸命仕事してお金をたくさん稼いで家庭を守れ」

あれ?・・・それっていったい何だろう?

幸せって言葉を当てはめるには、違和感がありませんか?

”甲斐性”?男性の方の中には、”義務”だと思ってる方、たくさんいたりしませんか?

それを”権利”だと思える男性がいらしたら、とても素敵なことですが・・・。

婚活をしているときに出会った方々の中には、

「養ってもらって当然だと思ってる女って最低」

という考え方の男性も多くいらっしゃいましたしね。

 

”女性の”とか”女の”とかがつく言葉って、”男性の””男の”に置き換えて

意味を考えてみると、途端に気持ちの悪い違和感を覚えることだらけ。

 

何が言いたかったかというと。「女性の」というひとつの性に限定したものの表現をすること自体が、すでに平等じゃないよね、ってこと。

 

今の世の中、いろんな人のいろんな考え方が存在すること、生き方にしても、自分が幸せだと感じる生き方って、その人の数だけ存在するんだっていうことを、誰もが認めあって、実現が容易になるような考え方がスタンダートになる世の中が、一日も早く来ることを願います。

 

私は、私自身の「幸せ」が何なのかを、最優先に考えたいと思うのですが…。

まずは借金が無くなり、日々の生活に困らないような暮らしを得ることができたら。

それだけでもう、充分幸せかもしれません。^_^;